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監護権者の母への引き渡しを否定した判例(子どもの意思を尊重した事例)

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  弁護士の佐藤剛志です。 連休前(平成31年4月26日)の最高裁判所の裁判で監護権者である母親への子の引き渡しを否定した決定がありました。 通常は、母親が監護権者に指定されれば、子供は母親に引き渡されることになりますが、この事案では9歳の子どもが母親に引き渡されることを拒絶して呼吸困難に…

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子の引き渡し 民事執行法改正

  弁護士の佐藤剛志です。 5月10日に改正民事執行法が成立しました。 この改正で、離婚に伴う夫婦の間で子どもを引き渡すルールが明確化されました。 以下のような場合には、裁判所の決定で、執行官が直接に強制的に子どもの引渡しを実施することができるようになります。 ・間接強制(引渡しに応じない…

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共同親権

  弁護士の佐藤剛志です。 法務省が離婚後の共同親権の導入について検討を始めるそうです。 現行法では、婚姻中は、夫婦の共同親権が原則ですが(民法818条3項本文)、離婚後は、父母の一方の単独親権になります(民法818条1項、2項)。 単独親権では、同居していない親の面会が制限されたり、反対…

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駆け込み離婚

  弁護士の佐藤剛志です。 元号が令和に変わるまであと2週間程度ですが、新しい時代に気分を一新したいということで、離婚を考えている方が、平成のうちに離婚届を出してしまおうとして、駆け込み離婚が増えるのではないかという予測があります。 10連休中ですが、新元号の初日に婚姻届けを出す人も増える…

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リベンジポルノ(警察庁の統計より 2)

  弁護士の佐藤剛志です。 先日、警察庁が公表した平成30年度のDVやストーカーの事案に関する統計について話題にしました。 その統計では、私事性的画像に係る事案(いわゆるリベンジポルノ)についてもまとめています。 相談件数は1,347件と増加傾向にありますが、私事性的画像に関連する刑法犯・…

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ゴールデンウィーク期間の休業のお知らせ

当事務所は、ゴールデンウィーク期間中平成31年4月27日(土)~令和元年5月6日(月)の間はお休みを頂きます。 連休明けの令和元年5月7日(火)より業務を開始します。 ご不便をおかけしますがよろしくお願いします。

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DV、ストーカー (警察庁の統計より 1)

  弁護士の佐藤剛志です。 警察庁が平成30年度のDVやストーカーの事案に関する統計を公表しました。 ストーカー事案の相談件数は21,556件、ストーカー規制法違反の検挙件数は870件、ストーカー事案に関連する刑法・特別法犯の検挙件数は1,594件だそうです。 いずれもやや減少傾向にありま…

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親権 子の意思の尊重について

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  弁護士の佐藤剛志です。 離婚の際に裁判で親権を争った場合、父母側の事情(経済的事情、健康状態等)だけでなく子の側の事情(年齢、兄弟姉妹の関係等)も考慮されて決定されます。 子の側の事情として、子の意思の尊重ということも考慮要素とされます。 親の離婚は子どもにとって重大な問題であり、子ど…

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離婚の慰謝料を不貞相手に請求できるか

  弁護士の佐藤剛志です。 2月19日に最高裁判所第3小法廷で離婚の慰謝料請求を認めないという判決がありました。 「不倫相手に慰謝料を請求できないの?!」という疑問を持たれた方もいるかもしれませんが、最高裁が否定したのは、「離婚」の慰謝料であり、不倫行為そのものに対する慰謝料を否定したもの…

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時短が離婚につながる?

弁護士の佐藤剛志です。 時短が離婚につながる、ネットでそのような内容の記事を見かけました。 定年離婚の理由で、退職した夫が家にいるのが耐えられないというのが一番高いものでしたが、最近の時短で夫が早く帰宅すると、それが邪魔になるのでしょうか。   夫が家事などを手伝おうとすると、 それまで家…

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